◎第1巻 1999年5月31日、購入。 とにかく、この巻を読んだ時点で、さくらちゃんのトリコになること間違い無しです。
最初から最後まで、さくらちゃんのかわいさがいっぱいの巻です。
◎第2巻 1999年6月1日、購入。
李小狼が登場して、だいたいの感じができてきました。
あと、知世ちゃんの本性(?)も出てきて、だいぶあやしさがにじみ出てきた巻でもあります。
「きっと、さくらちゃんとは違う意味の『好き』ですけど」(P66)
あと、気になったのが、寺田先生と利佳ちゃんの仲。
たしかこの前新聞で、「中学校教師、中3少女妊娠させ、懲戒免職。」という記事があったような・・・・
まあ、友枝小なら大丈夫そうな感じはしますが。
◎第3巻 1999年6月3日、購入。
観月先生が登場。あと、巨大な大道寺邸(巨大スクリーン付き)も登場します。
あと、知世ちゃんもすごい。
「さくらちゃんが 好きだからですわ」(P29)
しかも、文字通りの意味だから恐い。
◎第4巻 1999年6月8日頃、購入。
迷路を壊すって・・・・・・ さすが観月先生。
それに、知代ちゃんの「それってずるではないんでしょうか?」のツッコミも、結構スルドくていいです。
肝試しの話の最後で、李君が顔を赤らめているのも、みどころです。
ちなみに僕の高校の後輩は、この巻の表紙の水色メイド姿がいいとか言ってました。
あと、気になったのですが、どうして桃矢さんって、高2なのにバイク(あれは原付じゃない!)の免許なんか持っているのでしょう?
◎第5巻 1999年6月9日頃、購入。
原作では、虹を見せるのに、「水(ウォーティー)」のカードを使っています。
たしかに、「雨(レイン)」のカードの方が、しっくり来ますね。(もしかして、そのために「雨」のカードを登場させた!?)
あと、学芸会。
特にこの話のP86「わたしにはこの剣と勇気がある。必ず姫君の呪いを解くと約束しよう。」の絵が最高です。
◎第6巻 1999年6月17日頃、購入。
ついに、月(ユエ)の正体が判明。その正体は、ネタバレになるので書きませんが、あいにく僕は、後輩からの予備知識があったので、「予想通り」となってしまいました。
にしても、意味深な続き方。一体どうやって「ご迷惑をおかけ」するのか、それが楽しみです。
◎第7巻 1999年6月18日頃、購入。
あまりにもそれが気になったので、6巻を読んだ次の日に、なけなしの小遣いをはたいて買った巻です。
(しかも、朝買って、大学で読みました。)
そして登場した少年。柊沢エリオル君。
クロウ=リードの生まれ変わりらしいのですが・・・・・・
「欲しいもの」とは、さくらちゃんのことでしょうか?
◎第8巻 1999年6月19日頃、購入。
とにかくこの巻のみどころは、P31・P32にわたる、李
小狼の回想シーン。もとい、さくらちゃん9連発!
絶対に「はにゃ〜ん」間違い無しです。
さて、内容の方ですが、ここら辺で、もう完全に李君の気持ちが定まりました。
まあ、少女漫画らしい展開が出てきたわけです。
あと良かったのが、さくらが熱を出す話。
「鏡(ミラー)」のカードの恋。「会えて・・・嬉しかったから」
そして、熱でふらふらのさくらの語尾に、何故かついてくる「〜にゃ。」(註:「にょ」じゃないよ。)
う〜ん、最高です。
◎第9巻 1999年7月22日、購入。
この日(発売日)を、どれだけ心待ちにしたことか!
中百舌鳥わんだーらんどで買いたかったのですが、数々の事情で、近所の本屋で買うことに。
そして、この巻のみどころ。
P14の知世ちゃんの台詞。
「さくらちゃんがくださったものなら、シャープペンの芯でも一生折らずに大切に保管しますわ」(実は誤植あり)
このコならやりかねん。というか、実際、さくらちゃんにもらった消しゴムも大切に保管してるし。
しかも、P94の「そしてそれを1秒ものがさずビデオにおさめるわたし!」などと、知世ちゃんのアブなさは、この巻でも爆発。
でも、実は知世ちゃん、結構ツッコミが厳しかったりする。
P99左下「特定の観客を意識しすぎですわね」など。
あと、哀れなのが李君。さくらちゃんに面と向かって、
「小狼君の好きな人も、きっと小狼君のこと、好きだよ。だから小狼君もがんばって!」
などと言われた上に、2回告白するも、邪魔が入る。
嗚呼、李君の春はいつ来るのか・・・・?
◎第10巻 1999年12月3日、購入
いきなり前回の続き。きっちりさくらちゃんに見られてましたね。
・・・・にしても、無理矢理話を進めているような感じがするのは気のせいでしょうか。
あと、今回はやけに、さくらちゃんの明るさを目立たせようとしているのが気になりました。(特にP108)
でも、ストーリーの方は、だいぶ進んできました。
さくらちゃんは、ついにその気持ちを告白。その後、さくらちゃんと李君の距離が急接近!?
そのうえ、クロウさんの過去夢まで見ています。
そして最後のセリフ、「もうすぐですね、さくらさん。」
そう、あと4枚・・・・・(光・闇・水・盾)
さくらカード編のクライマックスは、そろそろのようです。
◎第11巻 2000年2月24日午前10時10分、購入。
今回、ようやく全てのカードが変わりました。・・・・とは言っても、『水』の変え方は、ちょっと強引かも。
しかし、内容はとても良かったです。
「最高の魔術師ではない自分」。ずいぶん回りくどいことをしているようですが、たしかに一応納得できます。
たしかにクロウ=リードらしい考えです。
さて、一応さくらカード編は、これで終わりっぽいのですが、果たしてこの後、どうなるのでしょうか?
魔力を持ってしまった藤隆さん(お父さん)、そして魔力半分のエリオルと、スッピーと奈久留。
そして気になる最後の声。「本当にお疲れ様、さくらちゃん。」
僕の考えでは、あれは○月先生だと思いますが・・・・・いやいや、撫子さんという可能性もある。もしくは全く予想外の人物
!?
とにかく、大満足と大きな期待に満ちた巻でした。
◎第12巻 2000年7月31日午後5時頃、購入。
今回は諸般の事情で、夕方の購入となった。
本屋へ行ってみたところ、そこには「最終巻」の文字がやけに目立っていた。
哀愁に浸りながらも購入。家に帰って即刻読みました。
全キャラ総出演といった感じがします。山崎君に千春ちゃん、利佳ちゃんと寺田先生、そしてエリオル君と観月先生。
じつは12巻発売までに、とある人からCLAMP作品を何冊か(安値で)買っていたので、この巻の言葉は、
なんとなく「20面相におねがい!!」のノリに近いな〜、って感じでした。
そして最後についに登場。中学生さくらちゃん。
なんだか制服がほとんど変わっていない(強いて言えば、スカートの丈が少し長くなってカバンが手提げになったぐらい)
ような気がしますが、結構大人っぽくなりましたね。(相変わらず寝坊してますが。)
そして終わり方は・・・・・・無難で幸せいっぱいのハッピーエンドでした。やっぱりこういう終わり方が一番だと思います。
特にこういう作品は。(ただ、この世界観が逆転・崩壊するような終わり方も、ある意味面白そうですが。・・・・少女漫画じゃきついか。)
・・・・ところで、知世ちゃんはどうなったのでしょうか。彼女だけ、あまり大きな恋のはなしは無かったようですが。
(さくらちゃんは李君とくっついちゃったし。)・・・・また別の話として、知世ちゃんのラブストーリーなんか読みたい気もします。
とにかく、この幸せいっぱいの立派な最終巻に、乾杯。
出るかどうかはともかく、できれば続編、期待しています。それでは。
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