JR小浜線旅行記
3.JR湖西線
−山科〜敦賀間−

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 JR湖西線は、北陸方面へのバイパス線として、戦後国鉄によって作られた路線です。
 比較的新しい路線なので、全て高架・複線。ほぼ全線で、時速130km運転が可能という、かなりの高規格です。
 

山科を通過。

 普通列車とは違う線路を通って、複々線のJR京都線を越え、電車は京都に到着。
 ここで、さらに多くの乗客を乗せて、電車は発車しました。
 この辺で、だいたい乗車率40%ぐらいです。

 そして、山科を通過し、ここから線路は湖西線と琵琶湖線に分岐します。
 雷鳥は、琵琶湖の北を走る湖西線へ。その直後、長いトンネルに入ります。


(9:45 山科−西大津間にて。窓の外に写る高架が、琵琶湖線です。)

西大津に停車。

 長めのトンネルを抜け、電車は次の西大津駅に停車。
 この駅で、向かいのホームに停まっている普通列車を発見しました。
 思わずカメラを向けて撮影。


(9:48 西大津駅にて)

(9:48 西大津駅にて)

(9:49 西大津駅にて)

(9:59 西大津−近江今津間にて)

10時05分

 車内販売のお姉さんがやってきました。
 私は飲み物を大阪で買い込んでいたので買いませんでしたが、右側に座っている老夫婦がコーヒーを頼んでいました。
 その時の会話を横で聞いていましたが、お姉さんの話によると、雷鳥から日本海は殆ど見えないそうです。

「『はくたか』とかだったら見えるんですけどねぇ〜」との事。
 

10時15分

 本格的な検札が始まりました。
 乗車券と特急券を車掌さんに見せ、スタンプを押してもらって終わり。
 別に不正乗車しているわけでもないのに、妙に緊張した一瞬でした。
 

10時20分頃?−永原−

 名前が気になる駅、永原を通過。
 しかし、ホームは湖側にあったため、写真は撮れず。4線2面の高架駅って感じでした。
 

10時23分−永原〜近江塩津間−

 前の車両に行っていた、車内販売のお姉さんが戻ってきました。
 しかし、7−8号車間のデッキで、大あくびをしているのを目撃。ほんと、愛想売るのも大変なんだなと思いました。
 

10時24分−永原〜近江塩津間−

 直流−交流の分かれ目、デッドセクションを通過。
 まず、急にエンジンの音が小さくなってきて、しばらくすると車内の蛍光灯が全部消えました。
 代わりに点灯したのは黄色い保安灯。その状態が十数秒ほど続きます。

 そして、急にまた蛍光灯が光り、エンジン音も元に戻ります。
 あっという間の出来事でした。

 これで、今回の旅の目的を、1つクリア。
 

10時25分−近江塩津−

 近江塩津駅、通過。4線2面の地上駅でした。
 しかし、またしてもホームは右側にあったため、撮れず。

 どうやら湖西線の場合、右側の席に座った方が良かったみたいです。
 

10時30分−新疋田−

 いつの間にか北陸本線と合流し、しばらくすると新疋田駅を通過。
 しかし、ホームはまたしても右側。見ることすらできませんでした。
(というか、ホームがあるのかさえ不明。全然駅っぽい所じゃありませんでした。もともと人が住んでいる駅じゃなく、
 促線作業のために設置された駅らしいので、駅施設はほとんど不要なのです。)

 悔しいので、左側の写真でも撮りました。

(10:30 新疋田駅周辺にて)

 その後、右側で何やら本格的な機材で、写真撮影をしている2人組を発見。
 新疋田駅を撮影していたのでしょうか?
 

10時34分−敦賀−

 こうして、雷鳥9号による1時間20分の旅が終わり、電車は敦賀駅に到着。
 この駅で、いよいよ小浜線に乗り換えです。

(10:33 新疋田−敦賀間にて、小浜線の線路を撮影。)


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2002.09.28 TCT