3×3 足し算パズル

 

【ルール】

 
 
まず、太枠の中には1〜9の数字のうち、
 全ての数字が1つずつ入ります。

 そして、太枠の中の数字を足した合計が
 太枠の外に書かれています。
 例えば、一番左の列で考えると
 1+4+7=12が、左下のマスに入ります。

 同じように、真ん中の列には
 2+5+8=15が入っています。

 ヨコの列も同様で、右上のマスには
 1+2+3=6‥‥7+8+9=24
 それぞれ入っています。

 そして、右下のマスは何を表しているのかというと、ナナメの合計です。
 この例では、1+5+9=15の15が入っています。

 で、実際の問題では、↓こんな風に出題されます。


【例題】

 太枠の中のマスには、1〜9の数字のうち、全ての数字が1つずつ入ります。
 空欄を埋めて下さい。


 そこで、周りに書かれている数字を頼りに、太枠の中の数字を推理していくゲームです。
 難易度はそんなに高くないと思います。

 それでは、しばしの間、数字のパズルをお楽しみ下さい。

→Q1へ行く

 


【例題の解きかた】

     
      15
      24
12 15 18 15
 まず、一番上の列の合計は「7」と書かれています。
 3つの数を足して7になるような組み合わせは、
 1+2+3 2+3+1 3+2+1‥‥のような、1と2と3の
 組み合わせ以外に考えられません。
 つまり、一番上の列には、1〜3のうちのどれかの数字しか入りません。
123 123 123
      15
      24
12 15 18 15
 次に、一番下の列に注目します。
 合計が24となっていますが、この場合も、
 7+8+9 9+7+8のような、7と8と9の組み合わせ以外は
 考えられません。
 よって、一番下の列も、7〜9のうちのどれかしか入らない事になります。
123 123 123
      15
789 789 789 24
12 15 18 15
 一番上の列は1〜3、一番下の列は7〜9が列ごと占領してしまうという事は、
 残りの数字4〜6は、全て真ん中の列に入ることになります。
 つまり、真ん中の列には、4〜6のどれかしか入りません。 
123 123 123
456 456 456 15
789 789 789 24
12 15 18 15
 ヨコの列が終わったら、次はタテの列を考えてみます。
 まずは一番左の列から。

 合計が「12」となっているわけですが、足して12になる組み合わせは、
 実は1+4+7=12しか存在しません。
 つまり、一番左の列は、上から「1」「4」「7」で確定してしまいました。

23 23
56 56 15
89 89 24
12 15 18 15
 次は一番右の列です。
 この場合も、足して18になる組み合わせは、3+6+9以外にありえません。
 というわけで、一番左の列も確定です。
2
5 15
8 24
12 15 18 15
 あとは、残った真ん中の列ですが、こちらはもう消去法で、2・5・9しか
 残っていません。
15
24
12 15 18 15
 という風な感じで、完成です。

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