裏論文。
最終更新日:2005年08月24日
ここは、社会に対して感じたことを、適当に書いていく場所です。
素で問題発言とかするかもしれませんが、ここはそういう場所ということで・・・・・ご容赦願います。
<8月23日>土曜日 24時間テレビ。
どうも、個人的にこの番組は性に合わない。
まあ、もともと普通の人間ならばそういうのに感動できるものだし、実際にこの番組で感動されている方が多数居られるようなので、
別にこの番組を否定するつもりはない。
しかし、個人的には、どうもこの番組は好きになれない。
芸能人に長距離を走らせたり、身体障害者にスポーツをさせて、それを晒し物にする。そんなイメージが拭えないのである。
芸能人がマラソンするのはまだ良いとして、身体障害者に400m走とかをさせて、一生懸命に走っている場面をTVに写し、それで多くの人が癒されている。
身体障害者がスポーツをするだけで、である。
もともとスポーツは、健常者だけのものではない。別に男がスポーツをしようと、女がスポーツをしようと、そして身体障害者がスポーツをしようと、別にそんなに珍しいことではない。誰にだって、スポーツをする権利がある。
なのに、身体障害者がスポーツをしただけで、多くの人が注目し、視聴率は上がる。しかも、揃いも揃って「よく頑張ったね」という目で、走っている人を見る。
むかし、ギリシャかローマかで、奴隷を地下闘技場で戦わせる娯楽があったが、それに通じるものを感じる。
自分より弱そうな立場の人間が、一生懸命に頑張っている。それに何を感じるのかは分からないが、それには好奇心や優越感なんかも含まれているのではないだろうか。
身体障害者のスポーツ大会を見る機会は、あんまり無い。だから、身体障害者のスポーツシーンを見て面白いと感じるし、伴走して応援してやろうという気になるのではないだろうか。
もちろん、それ以外の善良な感情も少なからずあるだろうし、心から応援している心清い方もおられると思う。そして、その善良な部分については何も文句はない。
しかし、その感情で視聴率を稼いだり、心の底のどこかで障害者を蔑んでいる感情に、気付かないまま、浅い応援を送っているのを見たりすると、やっぱり気持ち良く見れる番組ではないと思う。
ちなみに上記の文章は、ただの個人感情の羅列に過ぎないことを、最後にもう一度明記しておきます。
- もくじ -
◆ <12月14日>日曜日 嫌われ者を分析してみる。 |
◆ <9月25日>木曜日 フェチの心境。 |
◆ <8月23日>土曜日 24時間テレビ。 |
◆ <2003年7月27日>日曜日 神と被害者。 |
◆ <2001年12月10日>月曜日 ロバミミな話。 |
◆ <7月25日>水曜日 危険なネタ |
◆ <7月21日>土曜日 流行について(言葉遊び☆) |
◆ <3月7日>水曜日 不発弾 |
◆ <1月8日>月曜日 成人式是正論 |
◆ <11月9日>木曜日 変人擁護論 |
◆ <10月12日>木曜日 TBSの、某「見たくない番組」について |
◆ <8月22日> ※車内での携帯電話の使用は、できるだけ控えましょう。仕事の電話は仕方ないけど。 |
◆ <問題>2000/06/20(TUE) TVドラマに関するクイズです。 |
◆ <5月29日> 警察崩壊。 |
◆ <問題>2000/05/23(TUE) 大学で学べる語学についてのクエスチョンです。 |